いまはもう、「憧れのお姉さん」はいない。
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こんにちは。
りょうきちこと勝馬将太です。
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アニメ、『無職転生』を見ていて、「お姉さん」のことを思い出しました。
このお姉さんは、転生した世界での魔法の師匠「ロキシー」。
ロキシーを見ていて、わたしは、わたしの中の「お姉さん」を思い出していたのです。
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わたしは、えっちな小説を書くのですが、そこに、恋愛は不可欠で、恋愛のことについても常々考えています。
わたしの恋愛対象は、(16歳から30歳)までの女性です。
つまり年下です。
※今年40になるのがわたしです。
でもなんだろ、ロキシーを見ていて、ああ、そうだ、「そんな感情もあったな」と思い出しました。
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わたしの初恋は、幼稚園のころで、たしかアニメのヒロインでした。
なんのアニメか覚えていないし、なんていう名前かも覚えていない。
でも、そのアニメの主題歌を録音されていたカセットテープに付属されていた本に何度もキスをしたことがあります。
うぶですね。
ばかですね。
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次に、恋をしたのは、小学校一年生のころで、相手は6年生のお姉さんでした。
たしか、「河合」という苗字だったと思います。
とても「かわいい」なと、語呂合わせで覚えていました。
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河合さんとは、ちょっとしたエピソードがあるのですが、長くなるので割愛します。
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わたしは幼少のころ、近所のお姉さん方にとてもかわいがられたそうです。
(いまそれがほしい)
自慢ではないのですが、わたしは、「かっこいい」とか「男らしい」とか「たくましい」と言われるより、「かわいい」と言われて育ってきました。
30代までは、まあそれなりに言われてきましたが、さすがに今年40になる年齢になると、「かわいい」ではだめだなとも思っています。
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わりと男なんです。
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その、なんだろ、「感覚」についてしゃべりたい。
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「あこがれのお姉さん」
そういう存在。
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そういえば、高校2年生のころの国語の先生のことをわたしは好きでした。
わたしが16,17歳で、先生が22、23歳。
とてもステキで、かわいらしい先生でした。
いまでも、あの黒くて深くて綺麗な瞳のことを思い出せます。
会いたい。
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それから、高校3年生のころ、初めてアルバイトしたファミレスのリーダー。
大学生のお姉さん。
とてもお世話になりました。
恋をしていました。
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でも、気が付けば、わたしも年齢を重ねました。
もういちどいうけど、今年で40です。
「お姉さん」と思える存在は、もう、どこにも居なくなってしまいました。
年上の女性はいます。
でもそれは、「お姉さん」ではないのです。
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それはある意味、わたしが成長したからだとも、言えます。
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お姉さんだった人たちは、みな、「わたしより年下」になってしまいました。
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年上の女性はいます。
でも、それは違うのです。
わかりますか?
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あのころの、「憧れ」「憧憬」そういった感情。
わたしはもう若くはないし、もちろん童貞でもない。
たくさんの人生経験をつんできた。
「お姉さんが、教えてあげる」なんて、言われない存在なのだ。
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だけどなんだろう。あの安心感は。
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河合さんの笑顔を思い出す。
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あの、笑顔の安心感はなんだろう。
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ああきっと、おじさんがパブとかスナックに行ってママと話すのはそういうことなんだろうな、
なんてことを思いました。
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男にとって、「憧れのお姉さん的な存在」というのは大きい。
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アニメ、『無職転生』の、2話を見て、
わたしは泣きました。
ああ、こういうお姉さん、そばにいてくれたらな、と、思いました。
歪んでいるわたしのこころを、さらに歪ませるけれど、ちゃんと補正くれる人、
それが「お姉さん」。
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いいな、お姉さん。
しかしまあ、『無職転生』に関してはまた別のことも話したいので、また別の記事を書くかもしれません。
おたのしみに。
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ちょっと、国語の先生に会ってみようかなと思います。
探します!
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