書評#1『大丈夫! すべて思い通り。』

書評

はじめに

 書評をしたいと思います。

 本のレビューです。

 とはいっても、僕は読書家というほど本を読みません。

 でも、ときどき、気になった本を読みます。

 ジャンルは様々です。

 小説、自己啓発本、ビジネス書、エッセイ、などなど。

 本を読むことは好きです。

 けれど最近躓いてもいます。

 本を読んでも、内容が理解できない。あるいは、読んでもすぐに忘れてしまう

 と、いうようなことです。

 それはとてももったいないと思います。

 できることなら、内容を理解したいし、読んだものを記憶に残したい。

 あなたもそう思いませんか?

 そこで、本のレビューを書いてみる気になりました。

 ひとつは、アウトプットすることで、記憶の定着をはかるという自分の為。

 もうひとつは、僕のような読書が苦手だけど読書好きの人の為に、「これはいいよ」あるいは、「これはだめだった」というような感想を提供したいと思います。

 お気軽に読んでみて下さい。

『大丈夫! すべて思い通り。』

 書評の第1作目は『大丈夫! すべて思い通り。』です。

 Honamiさんの著書です。

 これは、自己啓発本にあたるのかな?

 サブタイトルに、「一瞬で現実が変わる無意識のつかいかた」とあります。

 読んでみると、確かに無意識の使い方について書かれています。

 難しいことは書いてありません。

「こうあったらいいな」「こんな自分になりたいな」と思っている方必見です。

 物事の考え方、日々の習慣によって欲しいものが手に入るといったような内容です。

 実はこの本は一度諦めかけた本です。

 どういうことかというと、ブックオフで立ち読みして見かけて気になっていたのですが数日後その本が売られてしまったのです。

 タイトルも作者名も覚えていませんでした。

 なので、もう手に入らないと半ば諦めていました。

 でも、なんとなく、気になっていたのです。

 本の中に書かれているエピソードですが、著者のHonamiさんは中学時代自分のことが嫌いだったそうです。

 一重瞼で、根暗で、何をやってもうまくいかない。

 そんなとき、ネットで見かけた「ピンクの呼吸法」に出会います。

 そこで、藁にもすがる気持ちでやってみたピンクの呼吸法で、なんと一ヶ月で一重瞼が二重になり、整形疑惑が出るほど可愛いと言われる顔になったそうです。

 そこで、「願ったことはなんでも叶うんじゃないか」と思い始めたそうです。

 本の中にある写真を見ると驚きます。確かに、可愛くなっている。

 この、「願ったことはなんでも叶うんじゃないか」という考え方が僕は好きです。

 例えばナポレオン・ヒルの『思考は現実化する』に通ずるものがあるのではないかと思いました。

 一度は諦めかけたこの本ですが、なんと、一ヶ月後に再び出会うことになりました。

 ブックオフで再びこの本を見かけたとき、運命を感じました。

 即買いです。

 もしかしたら、「この本が読みたい」という僕の無意識の力が現実を変えたのかもしれません。

書評

 総合評価:✩✩
 読みやすさ:✩✩✩✩✩
 新鮮さ:✩
 難易度:✩✩✩
 読んでみる価値はある感:✩✩✩✩
 うさん臭さ:✩✩✩✩✩
 (MAX✩✩✩✩✩)

 読みやすさは抜群の星5です。読みやすかった。読んでみる価値もあると思います。

 マイナス評価だったのは、「うさん臭さ」と「新鮮さ」です。

 正直なところ、うさん臭いです。「ほんとにこんなんでいいの?」と思うことは多々ありましたが、なんだかスピリチュアルな感じがします。

 スピリチュアルが好きな方には面白い内容かもしれません。

 新鮮さに欠けるというのは、取り入れる「習慣」というのがどこかの本で見かけたものばかりでした。

 例えば「トイレを素手で洗う」とか、「ご先祖様に感謝をする」とか、「ものを捨てる」とか、そういったものです。

 「こうするといいよ」「こうすると成功した」といったような内容のエッセンスをまとめたものだとも言えます。

 初めて目にする方には面白い情報なのかもしれませんが、どこかで目にした方にとっては物足りない内容な気がします。

 なので、差し引いて総合評価は星二つです。

まとめ

 総合評価は低かったですが、読んで、面白い本ではありました。

 気になった方は一度本を手に取ってみるのもいいかもしれませんし、YouTubeを見てみるのもいいかもしれません。

 なんと、著者のHonamiさん、YouTubeの登録者数20万超、だ、そうです。

 成果を出しているので、うさん臭くはあっても、やってみる価値はあると思います。

 僕は、「本を捨てる」というところがひっかかってトライしていません。

 それから、もうひとつ気になったのが、「どちらかというと女性向け」の内容な気がしました。

 読んでみると分かることですが、なんとなくそんな気がしました。

 男性には無理だ、と言っているわけではありません。

 ただ、なんとなく、「これは女性向けでは?」と思ったのです。

 女性の方にはおすすめかもしれませんね。

 まとめ。

 「こうあったらいいな」「こういう自分でありたい」と思っている方には参考になる本だと思います。

 習慣づけたい内容もどれも簡単なものです。それで成果があがるなら万々歳です。

「最小限の力で最大限の力を発揮させ、夢や目標を軽やかに最短距離で叶えるためのヒント(本文引用)」が、ここにはあります。

 とりあえず僕は自分のくせっ毛を直したいですね。

 それではまた✩

 

 

 

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