SNSについて考えてみる。

雑文

 テレビも見ないし、新聞も見ないしネットニュースもほとんど見ないので、(自分の人生に於いてあんまり必要ではないと思っているので)世間のことはわからないけれど、どうやらTwitterが「X」になっているらしい。

 App Storeで「Twitter」を検索してみたら、「アップデート」とあった。

 つまり、アップデートすれば、「X」になるということだろう。

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 やめておいた。

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 まったくもってつまらない話だ。

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 だけど最近、わたしは「Twitterももういいかな別に」と思い始めてきた。

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 なんか、手ごたえがないというか、望んでいた結果が得られていないという現実を目にしていて、「もう、いいかな」と思ってきている。

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 たくさんのことをした。

 本やネットで「フォロワーを増やす」方法を学んだし、それを実践もしてきた。

「フォロバ100」もやってきたし、「あいさつ運動」もやってきた。

「いいね周り」も「リプ」もしてきたし、

 わたしと同じ趣味の人たちと「蜜」になろうとしてきた。

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 だけど結果は、芳しくないものだった。

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 疲れちゃった。

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 もちろん、「完璧」にやってきたわけではない。

 手を抜いていたところもあるし、独断で「切った」こともある。

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 だから、たとえば「本」とかネットとかの指南が間違っているとはいい難い。

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 ただわたしは疲れたのだ。

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 面白いことを言おうとするのにも疲れたし、

 あいさつ回りをするのにも疲れた。

 どうでもいい。

「どうでもよくて」いいんじゃないだろうか、本来、SNSなんて。

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 Twitterという言葉に慣れていたし、あの青い鳥は「象徴」のようなものだったから、「X」とかいうよくわからないものになってしまうのは非常に残念である。

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 金持ちのことは知らないけれど、たぶんわたしはイーロンマスク氏だかマーロンイスク氏とは意見が合わないだろう。

 たぶん嫌いだ。

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 わたしはTwitterを10年以上やっているけれど、はじめはほとんど興味がなかった。

 職場の先輩でわたしの部下にあたるバイトリーダーが音楽活動のためにやっていて、とりあえず「フォロー」するためにアカウントを作ったのがはじまり。

 そこから8年くらいはほとんど放置していた。

 それが、自身が作曲するようになり、それをネットで発信することもあって、「広告」としてTwitterを利用しようとしたのがつい3年前くらいのことだ。

 そこから、Twitterと付き合いはじめた。

 わたしがTwitterをやっている根本の目的は「広告」なのだ。

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 だけど最近のわたしは「作曲」をしていない。

 小説の執筆も遅れている。

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 なんかどうでもいいことばかりつぶやいていて、

 どうでもいいことなので、ほとんど反応なんてない。

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「いったい何をやっているのだろう」

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 本末転倒もいいところだ。

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 ひとつ結論をいうならば、大切なことは「結果」を出すことである。

 結果を出し、「実績」を残すことで、有名になり、その時点ではじめてSNSの有効性が発揮できるようになる。

 無名の新人が炎を上げることはなかなか難しい。

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 ゆえに、SNSそのものに力を注いでいないで、先に「作品作り」に力を入れるべきなのだ。

 SNSなんて、てきとーなこと言っていればいい。

 想像してほしい。

 例えばだが、ひとりのニートが「全世界が平和になる方法」を思いつき、ツイートするとしよう。

 そのツイートと、

 芸能人が、「きょう犬のう〇こ踏んじゃったまじさいあくー」のツイート。

 どっちが人の目に留まるだろうか。

 答えは後者である。

 投資家で有名なウォーレン・バフェットも言っている。

「わたしが若いとき、とても大切なことを言っていたのに、だれも耳を貸さなかった。

 なのに、わたしが投資家として成功したあと、みんなは『わたしがお昼ごはんに何を食べたか』なんてどうでもいいことばかり気にしている」

 そんなようなことだ。

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 結果、実績、がすべてなのである。

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 なんか、こう、「人間関係」とか、「友だちづくり」とか、「同好」とか、「趣味仲間」とか、いろいろとSNSについてお話できることはあるけれど、長くなってしまうので省きます。

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 いまのわたしは、「Twitter」がひどくつまらないもののように思える。

 最近なんか、似たようなツイートするアカウントが増えたなって感じます。

 面白くない。

 人がいるようで、「人」に見えない。

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 存在や、つながりや、人気や、生存証明や、承認欲求を満たすためにハッシュタグを使って質問したりおどしたり確認したりしているのを見るのもうんざりだ。

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 あと、男と女で反応に差が歴然しているところもみていてイヤになってきた。

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 病み垢を相手するのもうんざりである。

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 わたしがいまなんとなく思っているのは、「自分のことなんて発信しなくていいや」「自分以外のことを話そう」ということである。

 だれも「わたし」になんて興味がないだろう?

 オレだって、「おまえ」に興味がない。(おもしろいやつなら別だけど)

 なら、わたしはわたしのことなんて封じておいて、なんか「経済」のこととか、「起業」のこととか、あるいは「禁煙」のこととか、「地元」のこととか、「アニメ」や「小説」や「物語」のことについて語ったほうが見る人も楽しいだろう。

 そう、思えた。

 よくラーメンの写真を上げるけれど、ただの「飯テロ」以外の何物でもない。

 まあ、飯くらいならいいけど、わたしはわたしの想っていることやネタなんかをバカみたいに発信してきたので、「おもしろくなかった」のだ。

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 おもしろくなければ、人は離れていくし、

 離れていれば、本当に伝えたい「声」も届かない。

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 わたしはバカなことをしていたのだ。

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 とりあえず、Twitterからは少し離れることにします。

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 どうでもいいけど「X」ってなんだよ。

 YOSHIKIはどう思ってんのかな。

 hideなんかは面白がって笑うかもしれないな。

 Toshiは「紅に染まったこのオレを慰めるやつはもういない」って歌うんだろうな。

 知らんけど。

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