20211212

雑文

 2021年12月12日。

 なんだか2とか1とかがいっぱいだ。

 今日は淡々と日記を書きます。

 朝起きて、ニワトリ小屋を開ける。

 餌をやり、戸を開けるといつもはみんな出てくるはずなのに一羽だけ出てこなかった。

 しゃがんでいる。

 もしかしたら卵を生んでいるのかもしれない。

 しばらく観察してみた。

 じっと見る。

 なかなか立ち上がらない。

 もしかしたら落ち着かないのかもしれないなと思って私はその場を去った。

 それにしても、ニワトリというのは不思議な生き物だ。

 ほぼ毎日卵を生む。

 あの、カラがあって白身があって黄身があるやつだ。

 あの体からどうやってあんなものができるのだろう。

 人間だって月経は月に一回だ。

 まったく不思議である。

 朝ごはんはしらすごはんだった。おいしい。ごはんに味噌汁。これが日本の朝だ。

 朝食を食べ終えたあと、私はさっそく炬燵で横になった。

 オヤスミタイムである。

 起きたばっかりだけど、まあいいのだ。休日だから。

「あとで灯油入れておいてくれる?」母親の声が聞こえる。

 はあいと私は答えた。

 いつもなら、一時間くらい寝られるのだが、今日は寝られなかった。

 30分くらいで起きた。

 ストーブのタンクを取り出し、倉へ向かう。

 倉の戸を開けて、中にある灯油入れを出し、ストーブのタンクに入れる。

 入れ終わり、キャップを閉めて、雑巾でまわりを拭く。

 ストーブにタンクを入れて、任務は完了だ。

 せっかく倉を開けたのだから、前々から気になっていたことをやった。

 車の中に道具を入れたかったのである。

 先日、職場で「メジャーない?」と聞かれ、そういえば持っていないなと思い出したのだ。

 倉の二階にあがり、以前車の中に入れていた「カゴ」を確認する。

 あった。

 磁石付き伸びる懐中電灯の電池は切れていたが、他は問題がなかった。

 メジャーもあった。

 それを車に積めたついでに、倉から「あったかパジャマ」を出した。

 まだ着ないけど、これからもっと寒くなったときようにタンスに入れておこう。

 それから少しのあいだ、適当に時間を潰していた。

 お昼時、天気もよかったので外に出ることにした。

 部屋の中にある「もうこれは読まないだろう」本をまとめ、大きめの袋に詰めて、外に出た。

 車に乗り込み、ブックオフへ向かう。

 200幾らになった。

 少し店内を見てまわった。

 珍しくCDコーナーに立ち寄ってみる。

 カスケードの曲と、尾崎豊の『シェリー』という曲が聴きたかったのだ。

 カスケードはなかったが、尾崎のCDはあった。DVD付きで800幾らだった。

 それから少し「おすすめ本」を眺める。

『小説の神様』という本を手に取って見た。

 青春モノの小説みたいだ。なんとなく表紙がよかったし、雰囲気もよさそうだったので買うことにした。

 それから二階へ上がり、漫画コーナーを見て回った。

 気になっていた漫画がある。

 それは『かぐや様は告らせたい』と『推しの子(だったかな?)』である。

 『推しの子』はなかったが、『かぐや様』はあった。

 お店に巻数がある程度揃っているかを確認してから1、2巻を買うことにした。

 立ち読みはしなかった。

 それから少し本棚を見てまわり、『鋼鉄の華っ柱』という漫画の全巻セットを見つけた。

 1から9巻まであって、900円だった。

 作者はあの西森さんだった。『今日から俺は!』の西森さんである。

 私のなかで、西森さんの漫画は面白いと定評があるので、買うことにした。

 全部あわせて3040円だった。

 家に帰ることにした。

 車を走らせ、いつものコンビニに寄った。

 飲み物を買い、煙草を吸う。

 長閑な陽光を感じていた。

 車に乗り込み、家へと向かった。

 ところが、そのまま家には帰らなかった。

 なんとなく、もう少しドライブしていたかったので、もう一度車を走らせた。

「そういえば、歯ブラシ、新しくしたかったな」と思い出した。

 ドラッグストアへ行く。

 着いた。

 目的の歯ブラシを手に取り、「あ、俺の塩」と思い出し、食品コーナーへ向かった。

 「俺の塩」とは、カップ焼きそばの塩味のことである。

 「俺の塩」は売っていなかったけれど、塩系のカップ焼きそばが2種類売られていた、一方は一平ちゃんでガーリックマヨ付き、もう一方はマルちゃんのごつ盛り塩焼きそばだった。

「マヨネーズはいらないな」ということで、マルちゃんの方を買うことにした。

 そして、今度こそ、家に帰った。

 時刻は午後の3時。

 買ってきたものをバッグから取り出し、それぞれをそれぞれの場所に置いた。

 少し時間があったので、母親からノートパソコンを借りることにした。

 使っていないiPodに、英語の勉強用のCDを入れたいのだ。

 だけど、いま私が使っているパソコンには既にiTunesは入っていて、たくさんの楽曲で埋まっている。

 それを消すわけにはいかないので、いま使っていない母親のパソコンを使おうという目論見である。

「別にいいよ」と言ってくれたので、借りた。

 パソコンを起動させ、ネットを開く。

 iTunesのダウンロードのボタンをクリックした。

 すると、「Microsoftのアカウント」がどうのこうのという画面になった。

「めんどくさいな」と直感した。

 前に、これをやって、電話番号が認識されなかったのだ。

 念のためもう一度自分の電話番号を打ち込んでみる。

 駄目だった。

 やれやれと思っていたら、skypeのアカウントでもいいみたいだったのでskypeのアカウントを入れてみた。

 すると、認証コードが送られてくるらしかったけれど、ずいぶん前にMicrosoftのアカウントを作っていたので、いまは使われていないメールアドレスが登録されていた。

 やってみたが、もちろん届かなかった。

「めんどくさいな」と思った。

 変更できるのかなと指示に従って新しいメールアドレスを入れてみた。

「携帯電話のメールアドレスは登録できません」となった。

「めんどうだ」と、私は思った。

 gmailアドレスを打ち込んで、送信した。

 なんだかよく分からないMicrosoftのログイン画面にたどり着いたけれど、そこから先には行かなかった。

「なんだ、これ」

 メールアドレスを変更したにもかかわらず、「認証コード」とやらが送られてこない。

 そして、それを要求するボタンもない。

 ページは、そこから先へは進まなかった。

「どうしろ、と???」

 なんだかクソめんどくさかった。

 私はただ、パソコンにiTunesをインストールしたいだけだ。それなのに、アカウントがどうのこうのとか、パスワードがどうのこうのとか、認証コードが必要だとか、なんて面倒くさいのだろうと思った。

 私は大きくため息をついて、一旦諦めることにした。

 時間がかかるのかもしれない。だけど、「いつ」になるのかさえ分からないというのは、なんとも腑に落ちない。

 天下のMicrosoft社のくせに、まったく気が利かない。

 これでインストールできなかったらどうしよう。やれやれだ、と、私は思った。

 ノートパソコンの電源を落とした。

 時刻は4時になり、お風呂場を洗うことにした。

 いつもなら、お風呂場を洗ったあとに洗濯物を畳むのが私の仕事だが、洗濯物はすでに畳まれていたので手間が省けた。

 お風呂場を洗って、私の仕事は終わった。

 机につき、買ってきた漫画を読むことにした。

 『かぐや様』である。

 なんだか難しい話なのかなと思っていたけれど、意外にそんなことはなかった。

 ときどき笑えた。

 買ってよかったと思った。

 今日は、そんな一日でした。

 来週には、面接の結果が知らされる。

 早く、朗報を聞きたい。

 今日もお疲れ様。

 

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