リフレッシュ

雑文

 髪を切りに行ってきました。

 行きつけの美容室が移転となってしまい地図を見ながら行きました。

 オープン当初から馴染みのあったお店だったので残念です。

 いままでは駐車場があるビルの中にあったのですが、移転先はそうではありませんでした。

 なので駐車場探しに一苦労。

 近くにはいくつか有料の駐車場ありましたが見つけた2つは「満車」で入れず、ちょっと先の小さな駐車場へ止めました。

 歩いて向かった先に目的の建物がありました。

 3階と聞いていましたが、1階が別の美容室です。

 美容室のある建物の中に美容室を入れる意図が分かりませんがそんなことを考えても仕方がないことなのでエレベーターに乗ります。

 1階の美容室の中を通るので少し気まずいです。

 エレベーターから出るといままでとはまったくイメージの違うお店がありました。

 前の雰囲気が好きだったのに、変わってしまい、残念です。

 それに、ちょっと狭くなっている。

 指名している担当の美容師さんが居ました。

 挨拶をします。

「今日はどんな感じにしますか?」ではじまり、要望を告げてあとはお任せです。

 髪を切ってもらうとき、僕は雑誌を読まないしお喋りもあまりしません。

 目をつむって考え事をしています。

 今日もそうしました。

 僕の頭には2つ傷跡があるのでそこだけ髪の毛が生えていません。

 髪を短くし過ぎるとそこだけぴょこんと跳ねてしまうのでなかなか思うスタイルには出来ません。

 そのことを担当の美容師さんは把握してくれているので話が早いです。

 シャンプーをして、カットをしてもらい、もう一度流してブローしてもらい、仕上げをして完成。

 さっぱりしました。

 悪く言えばちびまる子ちゃんの「藤木」であり、良く言えば「尾崎豊」になりました。

 髪を切られながら、終わったらマッサージに行こうと決めていました。

 前回もそうしました。

 お会計をしてお店を出る。

 外までお見送りしてもらいました。

 歩いて駐車場へ行き、予約の電話を入れる。自分の職場なので、気兼ねなく電話します。

「いまなら選びたい放題だよ」と言われました。誰でも良かったので特に指名はしませんでした。

 10分くらいで着きました。

 勝手知ったる自分の職場。スリッパに履き替え、トイレに行き、控え室へ挨拶しに行きました。

 どうやらやってくれるのは立花さんなようです。

 立花さんは、ベテランのおじさんです。

 立花さんの施術を受けるのは初めてです。

 60分のもみほぐしをお願いしました。

 首と肩と腰を重点的にやってもらいたかったのでその旨を伝えます。

 はじめ少し雑談をしてあとはただ身を任せていました。

 けっこう「揺する」んだなと思いました。

 人によって施術の仕方がまったく違うので面白いです。

 実は、施術を受ける際に「やってもらうと嬉しいところ」があります。でも説明が難しいので特にそのことには触れません。

 でも立花さんはピンポイントでそこを押してくれました。

「何気にそこ押してもらうの好きなんですよねー」

「腕だねぇ」

「そこは何なんですか?」
「四十肩とか五十肩で後ろに手が回らない人っているでしょう。そういう人はここの大円筋なり小円筋が硬くなっていたりするんだよ」
「へぇ」

 なかなか勉強になる。手根でぐるぐるやるところはパクろうと思いました。

 そろそろ時間かな、と思っていたら仰向けが残っていました。

 仰向けが入っているとなんだか得した気になります。僕はやりませんが。

 10分ほど仰向けをやってもらい終了になりました。

 気持ちよかったです。

 お会計をしてお礼と挨拶をしてお店を出ました。

 帰りにブックオフへ寄ろうかなと思っていましたが時間があまりなかったし特に気になるものもなかったのでやめました。

 家に帰ってから少し車をいじりました。

 いじるといっても改造ではなくて、ナンバープレートの「枠」を嵌めるのと新しく買ったカップホルダーの取り付けです。

 本当はヘッドライトの「くすみ」も落としたかったのですが時間がないのでまたにすることにしました。

 それが終わると、手紙を書きました。

 笹原さんに宛てた手紙です。

 それを渡すことが、前回言っていた「大きな作戦」です。

 下書きを何度も読み直し、訂正をして清書をしました。

 神様に祈る気持ちで「封」をします。

 「封」に使ったシールは希望と望みを込めて「四葉のクローバー」にしました。

 渡すのは、明後日の予定です。

 今日はなんだか時間が過ぎるのがあっという間でした。

 髪もさっぱりして、体も心もリフレッシュ出来たので良かったです。

 いま考えていることは、「明後日」のことばかりです。

 明日が終わり、明後日が来て、その夜か、翌日には何かが起こっている。

 不安と期待が入り混じった感情。

 そういうの、嫌いじゃないです。

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