レストランで働く、わたし。
令和5年の8月11日。金曜日、祝日。
お盆期間営業が始まった。
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忙しい期間である。
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その、初日。
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ずっとわたしは緊張していました。
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本音を言ってしまえば、わたしは忙しいのが嫌いで、のんびりゆったり「お仕事」しているのが好き。
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Twitterでもよく、「今日は死んだ」とか「忙しい」とか、「平日最高」とか言ったりするのだけど、
「よくはないよな」と思ったりしている。
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何がよくないかというと、
わたしは学生でもなければフリーターでもないし、アルバイトでもパート店員でもない。
「正社員」だ。
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そんな人が、「忙しい」とか、「ゆったりやりたい」とか言っていたら、たぶんきっと「よくはないだろうな」と、思ったりする。
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個人経営のラーメン屋だったらまあいいだろう。
おやじが「忙しいのは好かん」といえばそれはそれでいい。
だけど、社員として働いている身としては、そうはいかない。
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こう、なんだろうね、
「アルバイトからの視線」というものも意識する。
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わたしは以前焼肉屋の正社員をしていたので、そのとき痛感したのだけれども、「アルバイトと同じ視線、視点であってはいけない」ということだ。
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飲食の経験が長いので、わかるけど、
「まあ忙しいのはイヤだ」
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仕事自体は好きなので、やるけれど、
忙しいのは、嫌い。
わかる。
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でもね、たとえば店長が、「忙しいのはいやだー」なんていうお店だったら、
アルバイトの子どう思う?
「あ、わたしと一緒ー! 楽しんでやりたいよね」
なんて共感してくれると思う?
違うね。
「頼りない」の一言だ。
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わたしは今日、ずっとそんなこと考えていました。
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結果を言うと、ランチは忙しかったけれど、ディナーはそうでもない。
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ディナーの時間中のわたしが肝で、
ずっとずっと、そんな煩悶をしていました。
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「くるか、くるか、くるのか」と、ラッシュを意識して緊張して、
そしてまた、先輩に怒られるのが嫌なので、一部のミスもないよう意識を張り詰めていました。
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こう、なんだろ、
うまく言えないな。
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「本音と建て前」についいて、「意識改革」について言いたい。
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まずわたしは、「意識改革」が必要だな、と感じました。
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その、もちろん社員であるチーフがよく言うのですが、「どんどん入れて、ばんばん入れて」と。
その言葉の先には、「ああ、持っている意識が違うな」と。
チーフは、「忙しくあってほしい」と思ってる。
だが、わたしは違う。
そこ。
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わたしも社員なら、「もっと来いよ」「忙しくなれ」「盛り上がれ」と思うべきなのだ。
だけど、
本音は、「忙しいのはいや」なのである。
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うまくいえないな。
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なんだろうな。
正社員としてこれから先も働きたいのなら、チーフのようになる意識の改革が必要だ。
それもある。
だけどその反面。
「本音」を隠しているストレスについての付き合い方、みたいなものも考える必要がある。
みたいなことだろうか。
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こう、SNS、とくにTwitterでの「発言」について考えていて、
本音をぽろっといえば、
「きょうも忙しかったぴえん」なんだけど、
その本音の裏に、いろんな感情か隠れていて、
建て前を意識するなら、
「もっと盛り上がれ!!!!!」なんだけど、
その、自分の心と、社会的立場での立ち居振る舞い方についての葛藤、
みたいな。
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うまくいえんな。
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ただ、今日はそんなことを考えていました。
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いろんなこと、考えてるんすよ。
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たぶんきっと、どうせ忙しいのなら、それを楽しむくらいのほうがいい。
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この夏はまた「修行」になるんだろうな。
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あと9日、がんばろう。
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