戦いの最中から

雑文

 今、わたしは戦っている。

 禁煙開始から1日と7時間半が過ぎた。

 非常に辛い。

 めちゃめちゃタバコを吸いたい。

 頭の中で誘惑の声が聞こえる。

「買うだけ。買うだけならいいじゃん」
「持っておくだけならいいよ」
「とりあえずコンビニに行って買ってこよう」

 と。

 わたしには分かる。「買ったら終わり」だと。

 買ったら、持っていたら、間違いなく吸うのだ。

「買うだけ」と言っていた声が、いざ持つと、「1本だけ」「1本だけ」と言ってくる。

「1本だけなら大丈夫だよ」と、言ってくる。

 その、誘惑と戦うことが本当に大変である。

 非喫煙者からするとバカバカしい話だが、本当である。

 それは洗脳なのだ。

 人の頭を洗脳から開放するのは容易ではない。

 迷いの森みたいなものだ。

 迷いの森は、さまざまな悪い魔法をわたしに掛けてくる。

 タバコをやめるということは、この迷いの森から抜け出すようなものだ。

 悪魔の囁きと戦っているわたしはいろいろな対処魔法を唱えた。

 それをX(旧Twitter)で呟いている。

 迷いの森を作っているのはニコチンという悪魔だ。

 その悪魔を殺すためには「タバコを吸わない」という方法しかない。

 悪魔のエサがニコチンだからだ。

 現在のゲージがこれである。

 ようやく半分近くHPを削れた。

 タバコ1本の誘惑に駆られる。

 タバコ1本吸えば、せっかく削ったこのダメージもまた回復されてしまうだろう。

 敵は手強い。

 どうやら3日が峠らしい。

 3日を超えればラクになるらしい。

 峠まであと一日半。

 できれば、応援してほしい。

 わたしは今、戦いの最中にいる。

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