初めての日曜日勤務

雑文

「え、ちょっと待って。これって忙しいってやつじゃね」

 気が付けば普段使わないテーブルやカウンターまでお客様で埋まっていた。

 満席ではないけれど、満席に近い状態だった。

「これが日曜日の忙しさかぁ。なるほどぉ」なんて思っている暇はなかった。

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 今日はレストランでアルバイトを始めて7日目。

 初めて日曜日のシフトに入りました。

 土日祝日はランチメニューをやらないのでいつもとは少し違う。

 その感覚を昨日の土曜日に体験したのですが、昨日はいたって暇で、特に問題はなかった。

 ところが今日は日曜日。きっと混むだろうと予想はしていた。

 そしてシフトメンバーにアイさんが居なくて、晴美さんが居るという状況が更に気持ちを重くさせた。

 スタートは昨日と同じです。

「出たくないよー」と布団の中で体を丸めていて、時間になるとバッと起きて支度し、長い時間を掛けて出勤と休憩をし、コンディションを整えて、しっかりえっちな画像も見て、お店に向かいました。

 いつ、忙しくなったのか覚えていません。時計を見る暇もありませんでした。

 次から次へとやらなければならないことがあって、それをこなしていくうちに気が付けばお店は満席近くになっていました。

 昨日、レジを教わりました。

 簡単なお会計ならレジを打てるようになりました。

 お店が混み合ってきて、少しあとでしょうか、連続してレジに入りました。

 何件入ったのか覚えていません。なかなか抜け出せなかったです。

 お会計をしたらバッシングをするのが流れなようで、「31番のバッシング手伝ってあげて」と言われました。

 6名様がいらっしゃった席です。それを見て、「あ、ちょっと入りたくないな」と思いました。

 何故ならそこには晴美さんが居たからです。

 でも言われてしまったので行くしかありません。

 トレンチとダスターを持ってテーブルに向かいました。

 大きいお皿から下げる、と基本を教わっていたので3つあった大きいお皿と細かいものをまとめて持っていこうとしました。

「それじゃあお皿重ねられないでしょう?」早速言われてしまいました。

「大きいお皿だけ持っていって。あとはやるから」
「はい」

 何が間違っていたのかさっぱり分からなかったけれど言われた通りにしました。

 パントリーに入り、愕然としました。

 下がってきたシルバーセットが山積みで、洗い上がったシルバーも置かれ、お皿を重ねたものが3つも見えました。

 今日のポジションはデシャップなので、これを片付ける責任は僕にあります。

 足りないシルバーはないかと確認してから優先順位を決めて行動しました。

 けれど、それだけをやれば良いのではなくて、その合間に料理が出されたりレジに行かなければならなかったりします。

 料理は最優先なので運びます。レジも多分行くべきだったので行きました。お冷は他の人に任せました。

 晴美さんに何か言われないかひやひやしながら急いで片付けをしました。

 それでもなかなか片付きません。

 まだ拭いていないシルバーがあるのにも関わらずキッチンからは更にもう1セットシルバーが洗い上がっていてお皿も拭かなければならないしシルバーのセットも作っておかなければならないのです。

 結局のところ、上がり時間までに終わらせることは出来ませんでした。

 このまま上がっちゃっていいのかなと思いましたがマネージャーが「ふたり下りてくるから上がっちゃっていいよ」と言ってくれます。

 上がりました。

 終わったー、と思いました。

 退勤を押して控え室へ行きます。

 煙草を吸う。

 今日は、いろいろと言われてしまった。

 ぐったり系の疲れた系だった。

 それでも終わったのだ。ほっとする。

 帰り道に靴屋さんに寄りました。

「足音が大きいから中敷を入れるか気をつけて歩いてね」とりえさんに注意されたので中敷を買うことにしたのです。

 靴屋の店員さんは親切に中敷を選んでくれました。

 ずっと歩きやすくなりました。

 今日は、そんな感じでした。

 明日は休みなのでしっかり休みます。

 あったかいお風呂に入って大好きなお布団でお寝んねしよーっと。

 お疲れ様です。♨

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