ふ、ふふふ。
今日はお休み。そして明日もお休み。連休なのだ。
朝起きて、ニワトリを小屋から出す。卵が一個あった。
朝ごはんは栗ごはんとお味噌汁と自家製ヨーグルト。
その後、再び布団に入って眠る。
相変わらず謎の夢を見る。
10時に起き出す。
煙草を吸い、一日が始まる。
家計簿をつけて、ネットで税務署の場所を確認する。
ユーチューブでTwitterのFFさんの新曲を試聴してコメントを残してから家を出る。
伊豆から三島までなのでちょっとしたドライブになる。
音楽を掛けて車を運転する。ぶー、ぶー。
途中コンビニに寄って一服する。
道は真っ直ぐだ。
三島駅を越えて、少し坂道を登ると学校が立ち並ぶ通りに出る。
片側一車線の道路の両脇には銀杏並木があって、秋には黄色く色付く。
その通りに三島税務署はあった。
駐車場も広くて空いていたので助かる。
入口には「確定申告会場は建物の裏側」という張り紙があったので裏へ回った。
裏の建物の入口は開いていて、そこにスーツを着た男性の方が立っていた。
こんにちはと言われたので、こんにちはと返す。
「確定申告の書類を2式下さい」
「書類だけでいいですか?」
「はい。家で書きます」
するとその男性の職員さんは用紙のある場所まで案内してくれた。
抽斗を開けてみるものの、そこには用紙がなく、「少々お待ち下さい。持ってきます」と言って奥へひっこんだ。
まわりをキョロキョロすると、確定申告の用紙がまとめられて置かれている場所があった。
たしかこんな用紙だったよなと思いながら見ていると職員さんが戻ってきて、「あ、ここにあった」と言った。
「青色ですか? 白色ですか?」
よく分からなかったので「多分白だと思います。簡単な方です」と答えた。
「青色は申告制なので、それでしたら白ですね。こちらです」
用紙を2枚取ってくれた。
「あと、収支報告書というものも必要ですね」
用紙を2枚取ってくれた。
「こちらが提出用で、こちらが控えです」
と、説明してくれた。
「この2枚だけで大丈夫ですか?」一応聞いてみた。
「はい。大丈夫です」
「郵送で送りますが住所はここで合ってますか?」と言って予めメモしておいた三島税務署の住所を見せた。
「はい。大丈夫です」
「宛名はなんて書きますか?」
「確定申告書在中で大丈夫です」
「分かりました。ありがとうございます」
お礼を言って税務署を出た。
帰り道。帰り道にオートバックスに寄る予定だ。
最近洗車していないので、「拭くだけでピカピカ」みたいなウェットシートが欲しいのだ。あと、ナンバープレートの縁なんかがあったら欲しいので値段を見ておきたい。
15分くらいでオートバックスに着いた。
駐車場に車を止めて、お店まで歩いていく途中にタイヤが沢山並んでいた。
ホイール付きスタットレスタイヤ5万いくら、というのを見つけて「あ、いいな」と思った。
タイヤ4本で7万円くらいするものだと思っていたので、ホイールまでついて5万いくらは安い。
その少しあとに通常タイヤで4本2万いくらというのも見つけた。「安い」と思った。
お店に入る。2階に上がる。
目的のものはすぐに見つかった。
「拭くピカ」、名前の通り僕が探していた「拭くだけでピカピカのウェットシート」だった。
それも、ガラスにも使えるしボディにも使えるなんて素敵だ。
ひとつ700いくらなのだがふたつ買うと安くなるのでふたつ買うことにした。
商品を手に取って少し店内を見て回る。
ナンバープレートの縁はあった。金属製のもので、色はシルバー、値段は3000円。「いいな」と思った。
その棚の裏にドリンクホルダーも見つけた。
純正のドリンクホルダーに差し込んでふたつのホルダーが出来るというもので、先日純正のドリンクホルダーがひとつ壊れてしまった僕にとってこれはまさに僕のためにあるような商品だった。
1400円。
ナンバーの縁と合わせるとだいたい5千円。
次の給料が入ったら買いに来ようと決めた。
レジに行く。
レジにはギャルがいた。ギャルがふたり。回りにおじさんもいただろうけど、僕の目は女の子しか映らない使用なのでギャルしか見えなかった。
マスクをしているので素顔は分からないがふたりとも可愛かった。
オートバックスで働いているギャルってことは車好きなんだろうな。まあいいけど。
お会計をする。
ギャルに見送られる。
それからブックオフへと向かった。
買うつもりはなかったのだが、欲しい洋画のDVDがあるかどうか見たかったのだ。
お店に入り、まずはおすすめの本の棚を見た。
すると、『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』というタイトルの本があった。
立ち読みする。
動物の性と人間の性とを比較して考察するという内容の本だった。
興味深かった。
それから棚を見てみると、今度は『「超」勉強力』という本が目に入った。
脳科学者とニューヨーク州弁護士が脳科学×経験値から導き出した学びを最大化するメソッド、というような内容の本だった。
興味深かった。
僕はどちらかというと頭が悪い人間なので、出来るだけ頭を良くしたいのだ。
なので、勉強法の本は高校時代からちょくちょく気になって買っていたりする。
まったく覚えていない上に実践していないところが僕の頭の悪い証拠である。
財布を確認してみた。
125円しかなかった。
本を棚に戻し見上げる。
そういえば、見上げる位置に商品を置くとその商品が実際の価値よりも高く見えるという心理学的な戦略があることを思い出した。
VMD、ヴィジュアルマーチャンダイジングだ。
ううんと唸りながら洋画コーナーへ向かった。
棚を端から見て回る。
あった! 『クロニクル』
700いくらだった。
あるとは思っていなかったのでびっくりした。
さっきの本と合わせると、とざっと計算してみた。
さっきの本は一冊しかなかったからこれを逃したら買えないかもしれない。
チャンスの神様は前髪しか生えていないのだ。そして素早く去って行ってしまう。去っていった神様に手を伸ばしても後頭部はツルツルなので掴めないのだ。
ううんと唸りながらお店を出て、コンビニに向かった。
ATM、オートマティックテラーマシーン。現金自動預払機。
現金を下ろした。
ブックオフへ向かう。
気になった2つの本と1つのDVDを手に取って少し他の棚も見てみた。
500円のDVDコーナーがあって、いくつか見たことのある洋画が並んでいた。
その中にリュックベッソン監督の『ジャンヌ・ダルク』があった。
これは名作ではないけれど、高校生のときに見て印象的なシーンが記憶に残っている。
そのシーンが見たいがために「欲しいな」と思った。
500円ならいっかと思って手にとった。
それからレジに向かおうとしてちらっと洋画のドラマのコーナーを見た。
あった。『ショーシャンクの空に』700いくら。
なんと、探していた洋画が2つもあったのだ。
ざっと計算してみた。
3千円を超えてしまう。それはちょっと買いすぎだ。今月はえっちなマンガばかり買ってしまって2万円も「新聞図書」勘定に計上している。(申告はしないので家計簿上の話だ)。
『ジャンヌ・ダルク』を棚に戻した。「またね、ミラ・ジョボヴィッチ」
お会計をして車に乗り込む。
買っちゃったー✩✩✩!
それからいつも寄るコンビニで休憩し家に帰った。
まさか探していたDVDがふたつとも見つかるとは思ってもみなかった。
これはラッキーだろう。
家に帰って肉まんを食べてアイスクリームを食べた。ホットコーヒーを飲む。一服する。
お風呂場を洗って、洗濯物を畳み、バイト先の制服にアイロンを掛ける。
これで、今日のやることは全部やった。
あとはのんびり夜を過ごすだけだ。
ふふふ。今日が休みで明日も休みだなんて素晴らしい。
明日は買ってきたシートで車をピカピカにして確定申告書を完成させよう。
映画観る時間があったら観たいな。
それじゃあまた(o・・o)/~♪
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