顔

「男は４０になったら自分の顔に責任を持て」

　と、言ったのはエイブラハム・リンカーン。

　第１６代アメリカ合衆国の大統領。

ー－－－－

　今年で４０歳になるわたし。

　最近、鏡をみながら、「おっさん」になってきたな、と、思わないわけにはいかない。

　顔つきが、昔と違う。肌のキメとか、髪のつやとか、いろいろあるけれどそれよりも大きく変わっているのは「顔つき」だ。

　ちょっと見てみよう。

　これは、２０歳のときの写真です。証明写真です。目が清春ぽい。ロックバンドやってます的な印象をうけなくもない（やっていた）。

　次、

　２５、くらいだったと思う。指から出しているのは炎です。

　自然魔法の練習をしていたんです。

　次、

　３０歳くらいです。

「禁煙するわー。無理だわー」と言っていたときの写真です。

　肩、とか、目じりになんとなく疲れが見えてきます。

だるだる系です。

　つぎ、かなり最近。

　ふつうに「おじさん」です笑。

　眉間にできたしわはとれません。

　最後に

　もうなんか気持ち悪いくらいの「怨念」を感じています。

　感じていますが、これは、「お肌のパック」をしているのです。

　顔つきが、間違いなく変わっている。

　なぜだろう。とても不思議だ。

　できれば若いままでいたかったけれど、自分もそれなりに顔に年齢を重ねてきたのだ。

　受け入れるしかない。

ー－－－－－－－－－－－－－－－

　あと１０年経ったら、どんな「顔」になってるのかね。

　できれば、「責任」を取れる「顔」でありたい。

　これからは「渋め」でいくかな。

　渋く、渋く、賢そうな顔でいようかな。（じっさいは賢くない）。

　不思議だなー、顔って。

　まる。