ふにゃにゃん♪さんから「好き」と言われた。
私のことではない。
私の文章を好きだと言ってくれた。
こんなに嬉しいことはない。
ふにゃにゃん♪さんは拙い私のブログを読んでくれて、作った楽曲も聴いてくださる大切なフォロワーさんである。
「おもしろい文章だった」とか、「いい内容だった」ではなく、「文章が好き」と言ってくれたことはとても大きな励みになる。
私が文章を書きはじめたのは高校二年生のころだった。
小説を書いていて、国語の先生に見せていた。
先生は「村上春樹みたい」だと言った。
どこが村上春樹なのかさっぱり分からなかったが褒められたので嬉しかった。
もしかしたらその当時『ノルウェイの森』だとか、『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』を読んでいたせいだったのかもしれない。
私は影響を受けやすいたちである。
村上春樹さんの小説は好きでよく読む。
ファンと言ってもいい。熱烈なファンではないが、いくつか小説を読んでいる。
村上春樹さんの文章は独特だ。特徴的な文体と言ってもいい。
ちょっと読めば、「あ、村上春樹さんかな」と思える個性がある。
一昔前、ネットで「村上春樹がカップラーメンの説明文を書いたら」みたいなものが出回っていて読んだ。
非常にそれっぽくて面白かった。他にも有名な文豪の説明文なんかがあったりした。
個性のある文体とはなんなのだろうと思う。
たくさんの小説を読んできたが、惹かれる文体で思い浮かぶのは村上春樹さんと村上龍さんくらいなものである。
独特だ。
個性のある文体を書くのは難しい。
そもそも文体とはなんなのかが私はよく分かっていないのかもしれない。
井戸とスパゲティとビールと「やれやれ」って書けば村上春樹になるのかといえばそうでもない。
難しい。
ふにゃにゃん♪さんは、いったい私の文章のどこが好きなのだろう。
先日、田中泰延さんの『読みたいことを、書けばいい。』を読んだ。
読んで、書評を書いたら田中泰延さん本人から「おもしろい」と言ってくださった。
それ以来『読みたいことを、書けばいい。』が机の隅に置かれるようになった。
ときどき自分の文章について考える。
- なんのために書いたか
- なにを書くのか
- だれに書くのか
- どう書くのか
- なぜ書くのか
などである。
いまではろくに小説を書かないが私は毎日ブログを書くことを習慣づけている。
長い入院期間を終えて、昨年の10月末に退院してから毎日ブログを書いている。
一年で365記事だ。
それだけ書けば、文章力も上がるだろうと目論んでいたが、ちっとも良くなった気配がない。
良くなっていればいまごろ出版社からオファーが来ているはずだ。
PVも多くなっているはずである。
ところがいっこうにオファーは来ないし、PVも一日平均「5」である。
ちょっとため息をつく。
文章を書き始めて約20年は経つ。しかし進歩はない。これはいったいどういうことなのだろう。
知識が足りないのだろうか。
読書量が足りないのだろうか。
テクニックに欠けているのだろうか。
分からない。
分からないけれど、テクニック云々で文章がうまくなるのはイヤだな。
どちらかといえば素直な文章を書きたい。
ラブレターのように素直な文章を書きたい。
そういえば村上春樹さんが小説を書くきっかけになったのは恋人にあてた手紙が「おもしろい」と言われたのだとか。(記憶が曖昧ですみません)。
文はその人をあらわす鏡のようであると誰かが言ったような気がする。
おもしろい文章を書く人は、おもしろい人間である。
おもしろい人間に私はなりたい。
そしてまた、私の書く文章を読んでくれた人がおもしろがってくれたらなおいい。
日々、精進ですね。
今日も読んでくれてありがとう。
あなたはいい人だ!
コメント
ん~、どなんやらぅ…………🤔
まず第1にぃ『読みやすい』ってとこぉ?
その時々のテーマも勿論興味深かったりするんやけどぉ、なによりもこりが1番かとぉ~💡
でぇ、なんで読みやすいんかと考えるとぉ…………変にこねくり回した様な文学的な言葉ではなく、りょ~きちさんの飾らん気持ちがそのままん言葉で書かれとるからかにゃ~?🐱
勿論、文学的な文章もそれはそれで好きなんですよんw
おまゆうwなんは置いといてぇ💦『美しい文章』って意識があってぇ、目で見て(視覚的に)心地良い・耳で聞いて(響きが)心地良いってモンなんでぃすがぁ✨
りょ~きちさんの文章はぁ、自分にとってはそぉ~ゆぅ~感じなんかとぉ~💡
まぁ『どんとすぃんっ❕❕ふぃ~~~~るぅ🎶』って事でぇ~(=゚ ω゚)ノ
長文・乱文コメント、失礼しますたぁ
ふにゃにゃん♪さんコメントありがとうございます。
そう言ってもらえると嬉しいです。
これからも素直に文章を書いていきますね✩